その4-手術の実際の方法

 まず、吸引管を挿入するために皮膚に小さな穴を開けます。さらに、皮膚を保護するために、この穴にスキンプロテクターを装着します。
  次に、チューメセント液と呼ばれる特殊な混合液を脂肪吸引したい部位の脂肪層に注入していきます。チューメセント液は術中の出血を最小限におさえ、また、脂肪組織を極力柔らかくするように工夫されているのが特徴です。その結果、当院の脂肪吸引では術中の出血がほとんど無く、従って術後の青アザがほとんど出ません。
  チューメセント液の注入が完了すると次は体外式超音波装置を用いて、脂肪吸引部位に超音波をあてていきます。この超音波の効果により、脂肪組織はよりやわらかくなり、吸引できる脂肪の量が増大し、また微小血管等へのダメージが最小になるため、出血、腫れといった術後の合併症がたいへん軽減されます。
  超音波をあて終わると、いよいよ脂肪の吸引です。カニューレと呼ばれる細い管を使って脂肪を吸引していくのですが、この際、様々な太さ・形状のカニューレを用いることにより、効率よく、大量にしかもきれいな仕上がりで脂肪を吸引することが可能となります。
  じっくりと時間をかけて必要以上に吸引圧を上げることなく丁寧に脂肪を吸い出していくのです。さらに、極細のカニューレを用いて仕上げの吸引を行うことで、術後凹凸が生じることなく、きれいに仕上がります。脂肪の吸引が終了すると、プロテクターを外し、皮膚にあけた穴を縫合して終了します。

edit